福岡と東京どっちが寒くて暑い?
九州なのになぜ!寒い?暑い?
福岡は日本の南に位置するため、暖かいと思われている方も多いのではないでしょうか。
しかし、実際は寒いことが多い。年に一度は雪が降ります。
福岡が東京より冬は寒くて夏は暑いと感じる4つの理由
今回は、福岡が意外と寒いと言われる理由をまとめます。
福岡と東京の気温差について詳しく知りたい方は、このまま読み進めてください。
1 福岡は南にあるから暖かいという思い込み
福岡が東京より寒い理由として、最もな理由は体感する温度の違いです。
「福岡は南にあるから暖かい」と思い込んでいるため「ちょっと薄着で行ったり」「沖縄にいくイメージの服装でくる人」が多いです。
実際、冬場の寒い時期は東京と気温はあまり変わりません。にもかかわらず、「ちょっと薄着」で旅行してしまうと「寒かった」という印象になります。
冬の平均気温は、福岡は東京よりやや高めです。外気温は氷点下の範囲でなくても、暖かいだろうという思い込みが「寒さ」につながっているようです。
2 東京と比較した気温
東京と福岡の実際の気温を比較すると、東京は通常、福岡よりも平均気温が2℃前後低いです。
冬の一番寒い1月の平均気温は、東京が5℃前後なのに対し、福岡は7℃前後です。
気温だけと比較すると、2度前後なので、そこまですごく変化があるわけではないわけです。
平均気温 | 東京 | 福岡 |
12月 | 8℃ | 9℃ |
1月 | 5℃ | 7℃ |
2月 | 8.4℃ | 10℃ |
福岡は南の場所にあるので暖かい印象ですが、平均気温で2度程度の差なので、そこまで暖かいイメージは違うのかもしれません。
ちなみに、福岡は雪が積もることもあります。年に1度ほんのり道路が白くなる程度の雪の日があります。
北海道のように毎シーズン、雪が降り積もると言う事はなく、道路がべちゃべちゃになる程度の雪です。
3 都市部のマンションと一戸建ての気密性の違い
もうひとつのポイントは、周囲の建物の断熱性・気密性です。マンションよりも一軒家の方が気密性が高い傾向にあるので、都市部に住んでいる場合は、一軒家に住んでいる場合よりも寒さを感じるのが早いかもしれません。
特に、外気温が大きく下がる冬場は、その傾向が強くなります。都会の気密住宅で暮らしていた人が、田舎の一軒家に帰省したときに、寒さを感じるのと似たような感覚です。
最新の空調設備が整ったワンルームマンション、ちょっと値段の安いアパートの1室では寒さが違うのと同じです。住むグレードによって感じる違いを東京と福岡で比較してしまいがちです。
4 最寄り駅から家までの距離の違い
最寄りの駅やバス停からの距離も家の寒さの感じ方に影響します。駅から遠ければ遠いほど、家の近くの交通量が少なくなるため、外気温が低く感じられることがあります。
したがって、福岡で駅から遠い人は、東京に住んでいる人よりも自宅が寒く感じることが多いようです。
さらに地下鉄が発展している東京都内と比べて、福岡市内はバスが発達しています。地下鉄よりも外気に触れる可能性が高いな場所のため、福岡は寒いと感じる人もいるかもしれません。
福岡は東京より寒いのか?
福岡が東京より寒く感じる理由はいくつかあります。主な理由は、両都市の気温差です。東京は通常、福岡より寒い。
また、住宅や都市部のアパートの断熱性や気密性の違いも、温度差を評価する上で考慮すべき要素です。
最後に、最寄りの駅やバス停からの距離によって、地域が乾燥し、寒くなることがあります。これらの要素を理解することで、福岡の寒さへの備えをより万全にすることができます。