【穴場】福岡の雨の日のお出かけ場所8選!おすすめの美術館・博物館

福岡で使える「雨の日のお出かけ場所」を紹介します

雨の日のお出かけやデート、子どもとのおでかけにもおすすめです。

日本に4つしかない「国立博物館」や、モネやダリの展示も開催されている「福岡市美術館」など、他では見れない芸術が楽しめますよ。

福岡でしか見れない、レアなアート展示や期間限定イベントは見逃せません。九州で人気の観光スポットとしても、福岡の美術館は要チェックです。

もくじ

福岡でおすすめの美術館・博物館まとめ!雨の日デートや子どもとおでかけにおすすめの観光スポット

福岡アジア美術館はキャッチーな展示が豊富!原田治展やちびまる子ちゃん展も人気

近現代のアジア美術作品を収集展示する、世界唯一の美術館。福岡市とアジア交流の取り組みの一つとして設立されました。

通称「あじび」と呼ばれる福岡アジア美術館は、今世界でも注目されているアジア美術のアート展示を楽しめます。

また、「原田治展」や「ちびまる子ちゃん展」など、若い世代に人気の展示イベントも豊富。

デートはもちろん、こどもたちも楽しめるので、雨の日のおでかけにもおすすめです。

体験型のアート展示が多いのもあじびの特徴。市民が参加できるワークショップはこどもたちにも人気です。日程を確認して参加してみてください。

実際に、福岡アジア美術館に行って、今開催中の【原田治展 「かわいい」の発見】の展示を見てきました!

原田治さんは、ミスドやポテチのキャラクターをデザインしたイラストレーターとして有名。とにかくかわいくて、かなり満足度の高い展示になっています。

長年愛されるキャラクターを生み出せるってすごいですよね!作品ができるまでのストーリーを深く知れるので感動します。

展示スペースの最後には、購入できるオサムグッズも。かわいいキャラクターのアイテムは、福岡観光のお土産としてもおすすめです。

原田治展は、10月18日(日)まで。大人も子どもも、普段美術館に行かない方も楽しめますよ。

開催予定のアート展示イベント

 

木梨憲武展など、芸能人の展示会にも積極的な福岡アジア美術館。10月24日〜11月29日は、「ちびまる子ちゃん展」が開催されます。

大人から子供までファンが多いちびまる子ちゃんは、アニメ化30周年。さくらももこ先生の直筆脚本や資料、レアなプライベート作品の展示が見れます。

またちびまる子ちゃんがアニメ放映で使われたスケッチがや絵コンテなど、約350点を展示予定。さくらももこ先生がより身近に感じられる作りになっています。

ちびまる子ちゃんのアニメ秘話も展示会でわかるかもしれませんよ。ちびまる子ちゃんファンは見逃せませんね。

福岡アジア美術館内には、カフェも併設されています。福岡市警固で人気の「IENA COFFEE(イエナコーヒー)」が入っており、一息つくのにぴったり。

ジャコウネコで有名な希少コーヒー「コピルワック」や、焼かないケーキ「ロースイーツ」など、珍しいメニューも楽しめます。

アートカフェとなっているオープンスペースには、アジアのアートや旅に関する本がずらり。1万冊の本を自由に閲覧できます。

また、小さなお子さま連れの方にうれしい授乳室も完備。1日中いても飽きない美術館です。

>> 福岡アジア美術館

入場料金:一般 200円、高・大学生 150円、小・中学生 無料

福岡県福岡市博多区下川端町3-1 7・8F リバレインセンタービル

有名作家モネやダリの展示も!リニューアルした福岡市美術館

2019年3月21日にリニューアルオープンした「福岡市美術館」。九州を代表する美術館で、各地から多くの人が訪れる人気の観光スポットです。

過去には「古代エジプト展」「ゴッホ展」「モネ展」など、有名画家の展示イベントが開催されていました。

また、ダリやミロ、草間彌生などの作品コレクションも、代表的な所蔵品。九州でも珍しい作品を見れます。

福岡でこのような有名作品が見れるなんて、あまり知られていないのではないでしょうか?

ほかにも、江戸時代より前の古美術から近現代美術など、さまざまな美術品を展示しています。

開催予定のアート展示イベント

あらゆるジャンルを展示している福岡市美術館は、魅力的な展示がたくさん。

期間限定で展示されている「アーティストKYNE直筆の壁画」は、かなりインパクトのある作品です。

13mの白い壁一面に描かれた巨大な絵は、ぜひ見ておきたいところ。2022年12月末まで展示されているのでお見逃しなく。

 

現在開催中の「東光院のみほとけ」も注目のイベント。重要文化財を含む、薬王密寺東光院の仏像が展示されており、レアで貴重な展示が見れます。

お寺のような空間演出も見所です。2021年3月31日まで開催予定。

また、色彩豊かな色合いが魅力の「アフリカン・プリント展示」も面白そうです。2020年11月17日~2021年1月31日まで開催予定。

世界中で人気のインド更紗が、どのようにアフリカン・プリントへ変貌していったのか、美術の歴史を探ってみてください。

福岡市美術館には「キッズスペース森のたね」があり、子どもたちも退屈しないつくりになっています。

絵本を読んだり、壁のオブジェで遊んだり、アート展示以外にも楽しく過ごせるスペースがあるので、雨の日のおでかけスポットとしてもおすすめ。

また、福岡市美術館のカフェやレストランは、ホテルニューオータニ博多が運営しているというだけあって、クオリティが高いのが特徴。

大濠公園を一望できる店内で、地元食材を使ったおいしい料理が楽しめます。ランチはもちろん、パンやコーヒー、スイーツなどもおすすめ。

ウッド調で統一された店内は、落ち着いて過ごせる癒やし空間となっています。美術鑑賞したあとは、最高の食事で心も大満足。

美術館を満喫した後は、大濠公園で子どもと遊んだり、お散歩デートをしたりするのもいいですね。

九州でも珍しい作品を見れる「福岡市美術館」、ぜひ訪れてみてください。

>> 福岡市美術館

入場料金:一般 200円、高・大学生 150円、小・中学生 無料

福岡県福岡市中央区大濠公園1-6

ディズニーで有名な「PIXARのひみつ展」が楽しい!福岡市博物館でピクサーを学ぼう

 

福岡市博物館では、世界で200万人を動員した「PIXARのひみつ展」を開催中!大人も子どもも楽しめる、大人気のイベントです。

トイストーリーやニモ、カーズ、モンスターズインクなど、ディズニーのアニメーション制作で有名なピクサー。

今なら、福岡にいながら、PIXARで実際に使われている「セットやカメラ」などの3D制作技術を体験できるんです。

今しか見れない大人気のピクサー展示は、9月27日まで!ディズニー好きは見逃せませんね。期間限定なのでお早めに!

 

福岡市博物館では、かの有名な、志賀島で見つかった「金印」も常時展示されています。福岡の歴史や民族に関する展示も豊富な博物館です。

正面ゲートをくぐると2,000㎡もの大きな池があり、都会のオアシスという印象。周辺は芝生なので、くつろいだりピクニックを楽しんだりするのもおすすめです。

開催予定のアート展示イベント

 

9月27日まで開催中の「PIXARのひみつ展」。ピクサーの3Dを駆使したアニメーション技術を体験できます。こんな機会はなかなかありません。

コロナ対策により、日時指定の事前チケットの購入が必要なので注意が必要。早めにチケットをゲットしておきましょう。この展示イベントだけのグッズもお見逃しなく。

 

また、福岡市博物館の30年記念を祝して、アニバーサリーイベントが開催される予定です。2020年10月10日~11月29日まで。

福岡の城にまつわる名宝や人物の紹介など、福岡がどのように発展していったのかを知れる貴重な展示会です。

ミュージアムショップで、金印のレプリカ(4,070円)や、実物大の金印スタンプ(723円)が販売されているのも面白いポイント。

オリジナルグッズもあるほか、福岡藩主だった黒田家に関連する書籍もあります。福岡の歴史に興味がある方におすすめです。

喫茶室・談話室など、ランチや休憩ができるスペースもあります。

>> 福岡市博物館

入場料金:一般 200円、高・大学生 150円、小・中学生 無料

福岡県福岡市早良区百道浜3丁目1-1

福岡太宰府の九州国立博物館がすごい!美しい建築と展示は見逃せない

 

九州国立博物館は、東京、奈良、京都に次ぐ4番目の国立博物館です。まず驚くのが、博物館の外観。ゆるやかなカーブが美しい建築物は、ぜひ見ておきたいところ。

近代的でありながら、自然に溶け込んでいる、迫力のある設計になっています。ガラス張りになっているので、館内からも緑を感じられるおもしろい構造です。

 

さらに、太宰府天満宮から続く「虹のトンネル」は、光のアートともいえるユニークな空間になっています。

九州国立博物館には、1,000件を越える収蔵品があり、旧石器時代からの国宝や重要文化財など、レアな展示物が見れます。

体験型展示室「あじっぱ」は、無料で楽しめるスペース。アジアの伝統民芸品や楽器などに触れることができます。

展示を満喫したあとは、オープンカフェでゆったり過ごすのもおすすめです。

>> 九州国立博物館

入場料金:一般 700円、大学生 350円

福岡県太宰府市石坂4丁目7−2

福岡県立美術館もおすすめの観光スポット

 

「けんび」という略称で愛されている福岡県立美術館。福岡にゆかりのある作家や作品が豊富なのが特徴です。

ワークショップやイベントも多いので、家族そろって楽しめる美術館になっています。

過去に開催された「ツタンカーメン展」は、58万人ものお客さんが訪れ、長蛇の列を作ったことでも有名。

以前は福岡県文化会館でしたが、美術品をおもに扱うスペースとしてリニューアルされました。

 

2階のハイビジョンギャラリーでは、モネやゴッホなどの名作を、解説付きで楽しめます。

また、美術図書室には、美術に関する本が約3万冊も。美術の歴史をじっくり学びたい方におすすめです。

美術好きにはうれしい、全国の展覧会情報も公開しているのでぜひのぞいてみてください。

開催予定のアート展示イベント

 

「2020福岡県シニア美術展」は注目のイベント。福岡県内在住の60歳以上の方が参加できる公募展となっています。

2020年10月16日~12月13日まで開催される「吉田博展」も見所。福岡を代表する風景画として、明治~昭和にかけて活躍した人物です。

福岡、京都、東京のみで開催される貴重な展示会。没後70年を迎える今年、吉田博が手掛けた作品を惜しみなく展示されます。

 

また、2021年1月23日~3月14日まで開催される「柏崎栄助」の作品展も見ておきたいですね。

琉球漆器で革新的なデザインを展開した柏崎栄助は、福岡に定住し圏内の関係者に大きな影響を与えたといわれています。見事な光沢とやさしいタッチに、思わず吸い込まれてしまいそうです。

展示を楽しんだあとは、喫茶室で余韻に浸りましょう。カフェスペースは須崎公園に面しており、ガラスから見える風景はのどかな雰囲気。

カフェメニュー以外にも、カルボナーラやハヤシライスなど、食事メニューも充実しています。

>> 福岡県立美術館

入場料金:一般 210~1,200円、高・大学生 140~800円、小・中学生 60~100円(展示会により入場料は異なる)

福岡県福岡市中央区天神5丁目2-1

茶陶の鑑賞や茶会も楽しめる!福岡東洋陶磁美術館は紅葉もきれい

 

陶磁器好きにおすすめなのが、福岡東洋陶磁美術館です。

日本だけでなく、中国や朝鮮の古陶磁を時代別に展示しています。陶磁器の歴史が一目瞭然で、陶磁器を勉強している方には興味深いものばかり。

日本の代表的な窯場から煎茶器、文房具飾りなど、あらゆる古陶磁を鑑賞できます。

開催予定のアート展示イベント

 

縄文時代の深鉢から古九谷焼の色絵皿が一堂に集まった「日本古陶磁名品の集い」を開催中。

時代とともに変わりゆく陶磁の歴史を、名品とともに学べます。古九谷焼の見事な色彩にもぜひ注目してみてください。

福岡東洋陶磁美術館には、一般の方も利用できる茶室が併設されています。茶陶の鑑賞とともに茶会も楽しめると人気のエリアです。

また風情あふれる日本庭園は圧巻。四季折々に表情を変える庭園で、しばし癒やされるのもいいですね。秋には紅葉も見られるので紅葉狩りにもピッタリです。

>> 福岡東洋陶磁美術館

入場料金:一般 800円、学生 400円

福岡県福岡市城南区七隈8丁目7-42

ワークショップイベントが楽しい!九州産業大学美術館

 

九州産業大学のキャンパス内にある美術館は、芸術学部を中心とした作品を多く展示しています。

地域交流にも積極的で、地元の方を対象としたワークショップを実施。

学生が講師となり、小学生や中学生に学校では体験できない石膏アートやブックデザインなどを教えています。

ものづくりに興味を持つきっかけになるかもしれません。ほかにも、教育のために絵画や彫刻、デザイン、写真などの展示があります。

開催予定のアート展示イベント

 

現代アートを中心に所蔵している九州産業大学美術館。2020年度はコロナウィルスの関係で展示会が延長になりました。

2021年には「よみがえる沖縄1935」と題して、沖縄の85年間の移り変わりを貴重な写真とともに展示。沖縄の伝統的な染織品も紹介されます。

>> 九州産業大学美術館

入場料金:一般 200円、大学生 100円、高校生以下 無料

福岡県福岡市東区松香台2丁目3-1

西南学院大学博物館ではオンラインワークショップも

 

カトリック系の西南学院大学。西南学院大学博物館は、キリスト教や聖書にまつわるものが常時展示されています。

赤レンガで歴史を感じる重厚な造りは、大学のシンボルともいえる存在。

特別展や企画展の回数は多くありませんが、この博物館では講演会や学会、音楽会も開催されています。また、子ども向けのワークショップも豊富。

とくに今年はコロナウィルスの関係で、子どもが自宅でも楽しめるよう「おうちでワークショップ」をオンラインで提供しています。

開催予定のアート展示イベント

 

キリスト教にまつわる展示物は、日本とキリスト教の関わりが知れる貴重な資料。常時展示されているので、興味がある方は足を運んでみてください。

特別展では、「黒木重雄~絵を描くという行き方~」を開催予定。2020年10月3日~12月18日まで。

黒木重雄は、西南学院大学の児童教育学科の教授で芸術にも精通していた人物です。子どもの頃から書き続けた絵画作品が展示されます。

レンガ造りの博物館は3階建て。2階にはパイプオルガンが設置されている講堂となっています。

3階はギャラリースペースで、西南学院大学博物館を設計したヴォーリズにまつわる資料が展示されています。

>> 西南学院大学博物館

入場料金:無料

福岡県福岡市早良区西新3丁目13-1

福岡で人気の美術館や博物館に行こう!雨の日デートやおでかけにもおすすめ

芸術の秋、美術や歴史に触れてみませんか?展示品はもちろん、建物や庭にも注目しながら散策してみるのも面白いですよ。

雨の日でも楽しめるのが、美術館や博物館のいいところ。子どもとのおでかけスポット、観光スポットとしてもおすすめです。

福岡の美術館・博物館にしかない、貴重な作品をぜひ見てみてくださいね。

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